新雪が降ったら
新雪除雪
雪がたくさん降ったときに、路面の新雪を走行車線から取り除き、道路脇に寄せる作業です。
道路幅の広い幹線道路では、除雪グレーダーや除雪トラックで路面の雪を道路脇に寄せます。
道路幅の狭い生活道路では、タイヤショベルで路面の雪を道路脇に寄せます。
通常、交通量の少ない深夜から通勤・通学時間までの間に作業をします。
画面を見ながら十字キーを操作して、道に沿って除雪してください。
一時停止ボタン。押すと一時停止し、もう一度押すと再開します。
アクセル。押している間は加速し、離すと減速します。
ブレーキ。押すと急減速します。
左右を押すと、押した方向に向けて曲がります。
下を押すと、バックします。
もし、道路の除雪がされなかったらどうなるでしょうか?
学校や会社に向かうためのバスや車が使えなくなるだけでなく、物流がストップして生活することすら難しくなります。私たちの生活は、昼夜問わず除雪する人たちに支えられています。
除雪方法により除雪車を使い分けます。
総輪駆動型トラックをベースとし、除雪装置を装着した車両です。
ブレードを用いて新雪除雪、路面整正作業を行います。
雪堤を切り崩す拡幅除雪、運搬排雪に用いられています。
車輪式トラクターにプラウまたはブレードを装着したもので、作業時に車体重量をブレードにかけることができるのでかなりの重作業が可能です。
本写真は、(一社)日本建設機械施工協会・北陸支部様からご提供いただきました。
除雪作業は、降雪や積雪の状態によって適切な除雪車を選んで作業します。
具体的な状況を確認してみましょう。
雪がたくさん降ったときに、路面の新雪を走行車線から取り除き、道路脇に寄せる作業です。
道路幅の広い幹線道路では、除雪グレーダーや除雪トラックで路面の雪を道路脇に寄せます。
道路幅の狭い生活道路では、タイヤショベルで路面の雪を道路脇に寄せます。
通常、交通量の少ない深夜から通勤・通学時間までの間に作業をします。
車道の走行幅員を広げるため、道路脇の雪山の裾をかきとり、雪山の上に積み上げます。
ロータリー除雪車で、雪山の裾をかきとり、雪山の上に積み上げます。
道路脇の雪山を切り崩し、ダンプトラックに積み込みます。
ダンプトラックに積んだ雪は雪堆積場や融雪施設へ運ばれます。
大型ロータリー除雪車で雪山を切り崩し、ダンプトラックに積み込みます。
雪を積んだダンプトラックは雪堆積場等へ雪を運び投雪します。
圧雪路面の凸凹やわだちを削り取り路面を平らにし、削った雪は道路脇に寄せます。
道路幅員の広い幹線道路では、除雪グレーダーで、圧雪や氷盤を削り取ります。
道路幅員の狭い生活道路では、タイヤショベルで、圧雪や氷盤を削り取ります。
本写真は、(一社)日本建設機械施工協会・北陸支部様からご提供いただきました。
雪質と積もった場所により除雪方法を使い分けます。
除雪する際に危険な状況になることがあります。危険を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?
長岡技術科学大学の構内の除雪で例を見てみましょう。
外周路の桜の木の枝が雪の重みにより垂れ下がっている状況で、ローダが桜の枝に接触すると雪が落ち、雪が落ちた反動で枝が触れることによりローダのフロントガラスに接触してフロントガラスが割れたことがある。
ローダでマンホールに接触し、マンホールを飛ばすと、オペレータさんが頭から流血をするほどの衝撃を受ける。
→急ブレーキになり頭を打つ
走行時に気を付けてはいるつもりだが、車両を後退させるときに不意に学生が通りがかることがあり、怖いと感じる。学生はロータリー除雪車の死角を意識していないと考えられる
本サイトの制作にご協力頂いております、(一社)日本建設機械施工協会・北陸支部様では、除雪機械を利用して安全に除雪するための最新知識を習得する「除雪機械安全施工技術講習会」を開催しています。
詳細は、日本建設機械施工協会・北陸支部様のサイトを確認してください。
https://jcma-hokuriku.info/
・除雪ドーザー及び除雪グレーダーの点検、取扱上の留意点
・ロータリー除雪車、凍結防止剤散布車の点検、取扱上の留意点
・除雪施工法について
・除雪作業における安全管理他について
・受講証の交付