2024.09.20
【リスクアセスメントアンケート】 集まった回答を一緒に見てみようの回
9/14(土)~9/15(日)に開催された第43回技大祭に出展しました。 ブースに足を運んでくださった皆様、ありがとうございました…
このサイトでは住宅建築を想定した「くさび式」足場を紹介します。
くさび式足場は、一定間隔でコマが備えられた支柱に、くさびが備えられた手すりをハンマーで打ち込んで緊結する足場です。ハンマーだけで組立・解体ができること、短時間で施工ができることがメリットで、ハンマーで叩く際に騒音となるのがデメリットです。
くさび式足場の基本部材は、ジャッキ、支柱、手すり、踏板、ブラケット、筋交、階段です。
足場の作業で使う主な道具は、ヘルメット、ハンマー、手袋、安全帯、安全靴です。
足場の組み立て作業は、以下の流れで進めます。
足場の作業には、技能講習を受けた作業主任者が必要です。
作業前に、敷地の地盤を確認し、作業範囲の障害物を確認してください。部材と道具の点検を行いましょう。
作業主任者は作業者を集め、作業方法、手順を説明し、危険予知訓練をしましょう。
トラックから材料を降ろし、必要な部材をスパン毎に配置します。
(1) 支柱を固定ジャッキに差し込む
(2) 支柱と支柱を手すりで緊結する
(1) 手すりを緊結する
(2) 作業床を設置する
(3) 建地柱を取り付ける
(4) 手すり・中さんを設置する
(5) 筋交いを設置する
(1) 手すりを緊結する
(2) 作業床を設置する
(3) 昇降階段を設置する
(4) 手すり・中さんを設置する
(5) 建地柱を取り付ける
(6) 筋交いを設置する
足場からの墜落、転落する事故が、毎年、数百件、起きています。減少傾向にはありますが、事故を起こさないために、計画段階から安全対策を行うことが重要です。
高所での足場の作業において、墜落は最も気をつけたい事故です。普段は問題なく高所を歩いているのに、ふとしたことでバランスを崩して墜落することがあります。墜落した際の、災害の程度や発生の可能性を考えてみてください。
災害の程度:墜落するとどうなるか?
発生の可能性:どれほど起き得るか?
墜落を防ぐには、また影響を最小にするにはどうしたらよいでしょうか?
一つの方法として正しい服装で紹介した安全帯をつけ、親綱や手すりにつなぐことで墜落を防ぐことができます。
高所での足場の作業において、墜落は最も気をつけたい事故です。普段は問題なく高所を歩いているのに、ふとしたことでバランスを崩して墜落することがあります。墜落した際の、災害の程度や発生の可能性を考えてみてください。
災害の程度:墜落するとどうなるか?
発生の可能性:どれほど起き得るか?
災害を防ぐには、また影響を最小にするにはどうしたらよいでしょうか?
一つの方法として正しい服装をすることが対策になります。例えば、ヘルメットを正しく被ることで頭を打った際の衝撃を和らげることができます。
足場を組み立てる際に、部材を下から上にあげます。この際に、上の人が部材をつかむ前に、下の人が離してしまうと、部材が落下して下の人に当たることがあります。この際の、災害の程度や発生の可能性を考えてみてください。
災害の程度:部材が当たるとどうなるか?
発生の可能性:どれほど起き得るか?
災害を防ぐには、また影響を最小にするにはどうしたらよいでしょうか?
一つの方法として、かけ声をかけることが有効です。下の人が上の人に部材を受け渡すとき、上の人が部材を受け取ったとき、下の人と上の人で声をかけながら作業を進めることで、確実に部材を受け渡します。
このようにかけ声をかけることは重要ですが、この方法には課題もあります。それは何でしょうか? 考えてみてください。
このプロジェクトの足場の監修に協力してくださったいるLiNKオフィス・田島様が実施している講習会を紹介します。
安全風土を構築するために、ヒューマンエラーについて理解し、全員で取り組むことが可能なエラー防止策を習得すること。
株式会社信州架設様の安全大会において、参加型の安全研修が実際されました。信州架設様では日ごろから安全第一で作業を行っていますが、人間の特性により事故が起きる仕組みを学び、それを防ぐための「正しい指差し呼称」を習得しました。また、チームで安全を守るため、コミュニケーション力を高めるためのタッチ&コールを実践しました。
本写真は、株式会社信州架設様からご提供いただきました。