先日公開された、『足場メタバースV2』。
ゲームを通して、足場組立での安全な作業を学ぶことが可能な教育コンテンツとなっています。
その『足場メタバースV2』を、今回特別に体験させてもらえることになりました!
どんなゲームか楽しみです!
タイトル画面

タイトル画面。臨場感がある。
おぉ!すごい臨場感のあるタイトル画面です。
実際の足場にいるときの視界ってこんな感じなんですね。早速、足場組立をプレイしたいと思います。
ステージ選択
ステージ選択の画面にやってきました。どうやらここで、これからどんな足場を作成するか見られるようです。
この3Dモデル、すごいリアルですね。
特にくさび緊結式足場の支柱にある、コマ(支柱にある出っ張り)の部分が再現できています。
そうそう、くさび緊結式足場は、このコマの部分があるおかげで、ハンマー1本で頑丈な足場を作ることができるんですよね。
そして、何より見た目が最高ですよね。このコマとコマとの間に、鋼管が繋がっているのが見えるからこその、視覚的に見える
構造の安定感。アルミフレームとはまた違った、支柱のコマのゴツゴツによる無骨さ。まるで「俺はここに立っている!」と主張するかのような男らしさ。たまらないですねぇ~。
……おっと、話がそれてしまいましたね。では、本題に戻りまして。
今回は初めてのプレイなので、ステージ1からやっていこうと思います。

足場のモデル。質感がとてもリアル。
装備準備
ステージを選択すると装備準備画面が出てきます。
こんなにいっぱいアイテムがあるのですが、どれを付けるのですかね……。
必要だと思う装備を装着して、準備完了です!

各アイテムも本物さながらの再現度!
ステージプレイ
ステージを選択するとゲームがスタートします。
少しステージを見てみましょう。どうやら、今回はグレーの四角に沿って足場を設置するみたいです。
簡単そうな仕事に感じますが、新人足場作業者にとってはこれだけでも緊張する作業です……。

指示側の人が、こっちだと呼んでくれています。

水平確認の様子。
指示側の人に呼ばれたので、新人足場作業者、出動です。部材を持って行ってみます。
ゲームのルールはシンプル。
指示側の人が求める部材を持っていくと徐々に足場が組みあがり、最後まで組み上げたらクリアです。
途中で、水平確認の時間があります。
これをサボるとせっかく上まで組み上げたのにコマに手摺が入らなくなくなり、組み上がらないなんてこともあります。
水平な足場を作るためにも、ここは確実に行っていきます。

この画角、見上げる感じがすごく作業者目線っぽい。

墜落制止用器具を忘れずに。
だいぶ組み上がってきて階段ができました。ここから上に上がって作業をするようです。
2階にいったのでカメラを動かしてみましょうか。
おっ、この画角、すごい作業者目線っぽい画角ですね。
上から俯瞰して見ていたので気づかなかったのですが、1段分でもかなりの高さがありますね。
普段運動していない私は、この高さに部材を渡すのにも苦労しそうです……。
ここで、墜落制止用器具の取り付けが求められました。
人一人分ぐらいの高さで、高くないと感じるかもしれませんが、打ちどころが悪ければ命に関わります。
しっかり墜落制止用器具を取り付けましょう。
その後も指示側の人と協力して、なんとか完成しました!
結果は……、持ち時間9分50秒からスタートして、残り時間3分 と、かなりかかってしまいました。
まだまだ、新人足場作業者ですね。
そしてなんとリザルト画面に、水平確認と安全確認の項目がありました!どうやら、ちゃんとチェックしていないと減点
されるようです。新人足場作業者、たとえ作業が遅くとも水平確認と安全確認だけはしっかり行いました!

画像下がリザルト画面。水平確認と安全確認の項目にOKと記入されていた。
これでステージ1クリア!次はステージ2に……と行きたいところですが、今回はここまで!
このゲームには、他にも必要な部材を自分で考えて足場を組み立てる「指示側モード」や自分だけのオリジナルの足場を作成する「足場設計モード」があるみたいです!
いやー楽しかったですね!
特に自分の持っていった部材で徐々に足場が組み上がっていくのを見ていくのは、実際に足場を組み上げているような感覚に
なれました。足場組立は実際見ることがほとんどないので、こんな感じで組立ているんだと知れて良かったです。
皆さんも、是非ゲームで楽しく足場組立について学んでみてください!

杉若 侑樹
都会暮らしだったが、白銀の世界を堪能すべく長岡に移住した変わり者。
好きなものは、水炊き鍋と雪の日の夜。車がないので冬は家にひきこもっている。
長岡技術科学大学システム安全工学分野に在学中。