足場メタバース

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ミッション

あなたは住宅を建てるための足場を組む作業担当者です。
正しく安全に、かつ速く、足場を組み立ててください!

遊び方

遊び方
  • 先輩から要求された部材を素早く渡して足場を組み立てます。
  • 部材を全て渡したらステージクリアです。
  • 間違った部材を渡したり、制限時間を過ぎたらゲームオーバーです。

操作方法

親方とコミュニケーションを取りながら、キーボードの十字キーを操作して、タイミングよく、指示された部材を親方に渡してください。

操作方法

足場が必要な仕事

街を歩いていて、足場を見かけたことはありませんか?
家の建築、リフォーム、マンションの修繕・・・
高所で作業するのに足場は必要です。

足場が必要な仕事

作業時の服装

作業する際には正しい服装が大事です。建設業労働災害防止協会では、以下のように推奨しています。

作業時の服装

部材と道具

このサイトでは住宅建築を想定した「くさび式」足場を紹介します。
くさび式足場は、一定間隔でコマが備えられた支柱に、くさびが備えられた手すりをハンマーで打ち込んで緊結する足場です。ハンマーだけで組立・解体ができること、短時間で施工ができることがメリットで、ハンマーで叩く際に騒音となるのがデメリットです。

部材

くさび式足場の基本部材は、ジャッキ、支柱、手すり、踏板、ブラケット、筋交、階段です。

ジャッキ
ジャッキ
足場の最下部に使用して上下の高さを調節する資材
支柱
支柱
コマという緊結部が一定間隔ごとについている鋼管
手すり
手すり
コマに緊結するためのくさびが左右についている鋼管
踏板
踏板
両側に計4つのフックがついており、網状の足場として使う資材
ブラケット
ブラケット
水平材、斜材、垂直材および建地へ取り付けるための2個の取り付け金具より構成された資材
筋交
筋交
地震や風などで倒れたりしないように、柱と柱との間に斜めに入れる資材
階段
階段
足場に上がるための鉄製の階段

道具

足場の作業で使う主な道具は、ヘルメット、ハンマー、手袋、安全帯、安全靴です。

保護帽(ヘルメット)
保護帽(ヘルメット)
頭部を保護するための保護具。特に物が飛来・落下した時、作業者自身が墜落・転落した時に頭部を守るもの。
墜落制止用器具(フルハーネス型安全帯)
墜落制止用器具(フルハーネス型安全帯)
高所作業(作業位置が高さ2m以上の高さの場合)で、作業者の墜落・転落などを防ぐための保護具。
安全靴
安全靴
つま先部に規定された強度を持つ先芯を装着した靴。主に重量物が落下した時に足(つま先)を保護するもの。
皮手袋
皮手袋
切傷等から手又は、指を保護するもの。特に足場作業では部材の受渡し時に手を滑らせて部材を落下させない目的でも使用する。
ハンマー
ハンマー
足場材を緊結する時に使用する道具。常時身に着けておく工具のため、落下防止コード等を付けて使用する。
水平器
水平器
足場の水平を確認する道具。一般的に、一番下部の水平材(手すり材等)で水平器を使い、水平を確認する。

作業の流れ

足場の組み立て作業は、以下の流れで進めます。

① 準備

足場の作業には、技能講習を受けた作業主任者が必要です。
作業前に、敷地の地盤を確認し、作業範囲の障害物を確認してください。部材と道具の点検を行いましょう。
作業主任者は作業者を集め、作業方法、手順を説明し、危険予知訓練をしましょう。

② 間配り

トラックから材料を降ろし、必要な部材をスパン毎に配置します。

③ 根がらみの施工

(1) 支柱を固定ジャッキに差し込む
(2) 支柱と支柱を手すりで緊結する

④ 1層目の組み立て

(1) 手すりを緊結する
(2) 作業床を設置する
(3) 建地柱を取り付ける
(4) 手すり・中さんを設置する
(5) 筋交いを設置する

⑤ 2層目の組み立て

(1) 手すりを緊結する
(2) 作業床を設置する
(3) 昇降階段を設置する
(4) 手すり・中さんを設置する
(5) 建地柱を取り付ける
(6) 筋交いを設置する

完成した足場の全景

安全に作業するには

足場からの墜落、転落する事故が、毎年、数百件、起きています。減少傾向にはありますが、事故を起こさないために、計画段階から安全対策を行うことが重要です。

バランスを崩して墜落する

バランスを崩して墜落する

高所での足場の作業において、墜落は最も気をつけたい事故です。普段は問題なく高所を歩いているのに、ふとしたことでバランスを崩して墜落することがあります。墜落した際の、災害の程度や発生の可能性を考えてみてください。

 災害の程度:墜落するとどうなるか?
 発生の可能性:どれほど起き得るか?

墜落を防ぐには、また影響を最小にするにはどうしたらよいでしょうか?
一つの方法として正しい服装で紹介した安全帯をつけ、親綱や手すりにつなぐことで墜落を防ぐことができます。

ブルーシートで足を滑らせて転倒する

ブルーシートで足を滑らせて転倒する

高所での足場の作業において、墜落は最も気をつけたい事故です。普段は問題なく高所を歩いているのに、ふとしたことでバランスを崩して墜落することがあります。墜落した際の、災害の程度や発生の可能性を考えてみてください。

 災害の程度:墜落するとどうなるか?
 発生の可能性:どれほど起き得るか?

災害を防ぐには、また影響を最小にするにはどうしたらよいでしょうか?
一つの方法として正しい服装をすることが対策になります。例えば、ヘルメットを正しく被ることで頭を打った際の衝撃を和らげることができます。

支柱の受け渡しに失敗して顔に当たる

支柱の受け渡しに失敗して顔に当たる

足場を組み立てる際に、部材を下から上にあげます。この際に、上の人が部材をつかむ前に、下の人が離してしまうと、部材が落下して下の人に当たることがあります。この際の、災害の程度や発生の可能性を考えてみてください。

 災害の程度:部材が当たるとどうなるか?
 発生の可能性:どれほど起き得るか?

災害を防ぐには、また影響を最小にするにはどうしたらよいでしょうか?
一つの方法として、かけ声をかけることが有効です。下の人が上の人に部材を受け渡すとき、上の人が部材を受け取ったとき、下の人と上の人で声をかけながら作業を進めることで、確実に部材を受け渡します。
このようにかけ声をかけることは重要ですが、この方法には課題もあります。それは何でしょうか? 考えてみてください。

安全講習の紹介

このプロジェクトの足場の監修に協力してくださったいるLiNKオフィス・田島様が実施している講習会を紹介します。

講習の目的

安全風土を構築するために、ヒューマンエラーについて理解し、全員で取り組むことが可能なエラー防止策を習得すること。

信州架設様での実施例

株式会社信州架設様の安全大会において、参加型の安全研修が実際されました。信州架設様では日ごろから安全第一で作業を行っていますが、人間の特性により事故が起きる仕組みを学び、それを防ぐための「正しい指差し呼称」を習得しました。また、チームで安全を守るため、コミュニケーション力を高めるためのタッチ&コールを実践しました。

 

  1. 安全唱和
  2. 開会
  3. 講師挨拶
  4. 朝礼(円陣)
  5. 自己紹介及び目的発表
  6. 開始(オリエンテーション
  7. 事故のメカニズムと人間特性
  8. 指差し呼称
  9. 指差し唱和
  10. タッチ&コール
  11. 終礼(円陣)
  12. 閉会

実施風景

本写真は、株式会社信州架設様からご提供いただきました。

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